スカートに適した生地をご紹介♪

こんにちは フロールブランカです

今回はスカートに適した生地をご紹介します。

どんな生地が合うのか、初心者さんに扱いやすい素材とは?

スカートといっても色んな形がありますよね。
タイトスカート、セミタイト、マーメイドスカート、フレアスカート、ロングスカート…

いざ作ってみたけれど

  • 生地が重すぎて困った…
  • 生地が薄すぎて破れそうで履けない…
    という経験はないでしょうか。

タイトスカートには合うけれどフレアロングには重すぎて合わないという素材もあります。
アイテムに合う素材選びって本当に大変です!

今回はその辺りも織り交ぜつつ、一番最初にどれを選べば良いかわからない!という方にも、実際の作品写真とともにわかりやすく解説していきますね!

初心者様には中肉厚の生地がおすすめ!! 重さには注意♪

ブラック 花柄ジャカード 122cm巾

ポリエステル92% レーヨン8%

適度なハリ感のある素材をベースにジャカード織りで表情を付けた立体感と豊かな素材感が特徴のカットジャカードです。
繊細な表情とフェミニンな雰囲気を持つ素材です。
しなやかに綺麗に出るドレープを楽しめます。厚すぎず薄すぎない、けれどしっかりした生地です。
高級感のある仕上がりになります。

140cm巾

ポリエステル79% コットン14% リネン7%

ビンテージ加工による表面の繊細な凹凸感と気取りすぎない表情感が特徴です。

さらにバイオ加工で綿麻の羽毛を落とすことで、複合素材でありながらもすっきりとキレイめな雰囲気を持った素材です。

ポリエステルが8割近い配合ですので、しわになりにくく、カジュアルな雰囲気に仕上がるのでデイリー使いのスカートにピッタリ♪

初心者の方も扱いやすい素材です。
少し明るめネイビーとキャメル、どちらも可愛いお色です。

ポリエステル

中肉厚な素材は裁断も楽、縫製も楽ですので、一番最初におすすめしたい素材です。

こちらはワンピースですが、スカートにも適した生地を使用しています。

60フレンチリネン

リネン100%

原料の麻はフレンチリネンを使用。リネン本来の清涼感としなやかな素材感、ワッシャー加工によるナチュラルな表情が特徴。

60フレンチリネンの「60」の数字は番手のことです。

番手が違うと、『柔らかさや風合い』が変わります。なぜかというと、

  • 番手の数値が小さい(低い) → 糸が太い → 生地もしっかりする
  • 番手の数値が大きい(高い) → 糸が細い → 生地は柔らかくしなやかになる

ですので60フレンチリネンと40フレンチリネンを比べると40の方が生地に厚みとハリがあり、パンツや秋冬スカートに適します。

60はどちらかというとワンピースや春夏スカートに適しています。

リネンは重ね着をしてもオシャレなので1年中通して着ることが出来る優秀素材です。

天然素材が肌に優しく、独特のオシャレなしわ感が楽しめます。

リバティ タナローン(綿100%)は、ギャザースカート、タックの入ったスカートに適しています。

薄手素材のタナローンは冬にはあまり向いていません。同じリバティだとエアリーコットが保温性が高くなります。

リバティ、コーデュロイは厚くて冬向きですがロングスカートなど用尺が多いアイテムの場合には重くなりがちですので、膝丈、ミモレ丈くらいのフレアスカート、セミタイトスカートに適しているかと思います。

リバティ タナローン
ブラックバーンで仕立てたWimi。

冬にはウール素材も暖かくて良いですよね。

ウールの注意点は仕立てると重くなりがち。長いスカートの場合は比較的軽い素材を選んでみてくださいね。

ウールポリエステル混紡だとしわになりにくく、お洗濯も楽な素材が多いです。

リネンでもウールでもポリエステルが混ざった素材は、純天然素材ではなくなるものの、しわになりにくく扱いやすくなり、お洗濯が比較的楽になるという沢山の利点があります。

ポリエステル100%の素材は綺麗なドレープが出やすいため、美しいシルエットを描けます。

伸びるニット素材は脇がビヨーンと伸びてしまうこともあるので、ストレッチ素材に適したタイトスカートなどとは違い、フレアスカートやギャザースカートにはあまり向きません。

まずは布帛素材でトライしてみてくださいね。
布帛(ふはく)とは織物のこと。ニット素材とは対象の伸びない素材のこと。
デニムシャンブレー、朱子織という織り方で作るサテンブロードオックスフォードなど平織り生地なども布帛です。

タナローン、60フレンチリネンのような薄い素材はタイトスカートには不向きですが、タックやギャザーが沢山入った綺麗なラインのスカートにはよく合う素材です。

ツイード、ウール、ポリエステルなど厚みのしっかりした素材はタイトスカートに合います。

薄い素材はゆとりがしっかりある形が合いますね。

以上、スカート生地選びの際に、ご自身の好みを重視しつつ、素材の混率を見て扱いやすいかどうかの判断材料にして頂けたらと思います☆

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