こんにちは フロールブランカです
今日はレッスンでよく聞かれる事について書きます。
「生地の表裏ってどう見分けるの…?」
これって難しいですよね。
今日は生地の表裏の見分け方、そして生地にまつわる内容を少しご紹介します♪
私も最初、生地の表裏が分からなくて、適当に使ったら実は表と思っていた面が裏だったということがありました!
柄が明確だったり、表裏が分かりやすい生地だと判別できますが、
無地とかチェックとか判りにくい!!
そんな時の表裏の見分け方は、生地端を見ること♪
生地端のプツプツとした連なった穴を見てください。
この凸が表になります。
凸とは盛り上がっている方です。
表が分かったら表か裏に印をつけると分かりやすくてオススメ。
私はいつも裏に「うら」と書いた紙やシールを付けています。
ちなみに上下のある生地もあります。
例えばLIBERTYだと「L」の文字側が「上」になります。
大抵、メーカー名や織物の名称の頭文字が上です。
これまた「上」と書いた紙かシールなどを付けておくと作業時に何回も確認する手間が省けるのでオススメ。
ぜひやってみてくださいね。
生地(布地)には色々な名称があります。必要な言葉ですので徐々に覚えていってくださいね♪
これって本当に疑問ですよね。
一体何の事なんだろうって思われる方も多いと思います。
一つずつ解説していきますね。
もう一つ、「布目(ぬのめ)」という言葉も聞いたことがあると思いますが、「地の目」と「布目」は同じ意味です。
どちらを使っても正解です☆
生地端。
生地が織られた方向の両端のこと。
メーカー名や織物の名称が描かれています。少し硬くなっていたり、色が濃く見えたりします。
布の表裏を見分けるのに使います。
中島みゆきさんの「糸」の歌詞に
~縦の糸はあなた
横の糸は私
織りなす布は
いつか誰かを
暖めうるかもしれない~
生地を見ると大好きなこの曲のメロディが頭に浮かんできます♪
生地の縦糸、横糸のイメージはこの歌詞のような感じです♪
布地が織られる場合の縦糸の方向を「縦地」と言い「布目」とか「地の目」と呼ばれています。
縦地は伸びにくい性質があり、その性質から裁断する時の基本にします。(ストレッチ素材は除く)
「布目を通す」「地の目を通す」とか「布目に平行」と言います。
製図や型紙に表記されている↓↑矢印は縦地の方向を示し、いずれの場合も矢印の方向に縦地を合わせます。
布地が織られる場合の横糸の方向を「横地」と言います。
縦地に比べて、横地の方が伸びがあります。(ストレッチ素材は除く)
バイアスとは斜めの意味です。
地の目(布目)に対して45°の角度を「正バイアス」と言い、その他のバイアスを「スコバイ」と言いますが、単にバイアスと言った場合には現在では正バイアスを指します。
バイアス地は伸び易いので取り扱いには注意します。
耳から耳までの横方向を「生地巾」「布幅」と言います。
シングル巾 108~112cmシングル巾 大体110cmと覚えてください♪ダブル巾 140cm以上のことです。
それぞれS巾、W巾シングル幅、ダブル幅とも表記されます。
「シングル幅、ダブル幅って言われても…。」不安な気持ちになりますよね。
ダブルがシングルの倍幅でもないわけですし。
しかも「S巾」「W巾」って書かれていてもなんのこっちゃですよね~(*_*;
生地屋さんでよくわからない思いをされた方も多いかと思います。
昔は、
シングル巾 90~92cm
普通巾 110~120cm
セミダブル巾 135~140cm
ダブル巾 150cm
となっていましたが、現在はシングル巾は110cm程、ダブル巾 140cm以上というのが一般的です。
裁断した布地の端全てを示しています。
地の目・布目は生地端と平行な方向を意味します。
布端を布目に合わせてまっすぐにします。
型紙を置いたら、型紙の布目線にものさしを当て、布端から型紙の布目線までの寸法を2~3カ所ほど測り、型紙を動かして同寸にします。
パターンの矢印マークを生地端に平行に置くということです。
地の目が斜めのまま裁断すると仕上がった服がよじれてしまうので、注意しましょう。
パターンを地の目通りに置くのに時間がかかりますが、とっても大事な作業になります。
以上、
5つのポイントをまとめてみました。
皆様のソーイングライフのお役に立てましたら幸いです♪
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