講師

Keiko Iwasaki

代表・講師

日々技術向上、より良い指導に励んでおります
☆仕立てた服を着て研究を重ねています

大学でファッション専攻。卒業後アトリエにて企画、パターン、縫製、洋服のお直しの下積み
CM衣装制作、オーダー&デザイン企画、パターン&縫製を経て2010年9月に洋裁教室フロールブランカを創設。専門学校で講師業の実績を積む
2009年~2017年 専門学校洋裁講師9年担当

小さな頃から針と糸をもち、小学生の頃からずっとミシンを踏んできました

19歳より、大学の授業と並行してオートクチュール出身の師匠に従事
その頃より工業用ミシンに触れ、本格的な洋裁を始めて20年のキャリアになります

また大学一年の18歳よりillustratorとPhotoshopを使いグラフィックデザインを学び、仕事にも活かして参りました
洋裁ほど長くはありませんが、イラレとフォトショ歴も20年になります


洋裁教室という文化的な営みにおいて、お越しになる皆さまの人生に触れる責任を深く感じつつ
皆さまに技術はもちろん
ソーイングの楽しみ、制作に向き合う喜び、仕立てた物を使える楽しさをお伝えしたいと考えております
小さくとも心豊かになれる場所づくりを目指して今後も精進いたします

現場での経験と熟練の技術者に教わり培ったノウハウを活かし、指導させていただいております
ご見学もしていただけますので、お気軽にお問合せください

資格
洋裁技術検定上級
パターンメイキング技術検定2級
ファッションデザイン技能検定3級

洋裁を教えるのがこんなに楽しいことなんだと気付いたのは専門学校で教えるようになってからです

それまでは縫製、パターン、指示書作成、お直し、お仕立てなど与えられた仕事をいかにちゃんと成せるかに情熱を注ぎ、上司や先輩、仕事先の人に怒られたり怒られたり、怒られたり、、励まされたりしながら、勉強、鍛錬、技術研磨の繰り返しの日々でした

そんなある日パタンナーの先輩に「専門学校の先生の仕事があるから面接に行ってみて」と急に言われ、あれよあれよと決まり27歳の時講師をすることになったのです

実は内心「えー、縫製はできるけど教えるなんて、しかも専門学校で。私にできるんだろうか」と不安の方が大きいスタートでした

しかし学生(高校卒業したての学生、その学校は高校でもソーイングの授業があったので時には高校生も担当し、社会人になってもう一度専門学校に入った30代の学生もいました)に、最初はミシンの糸かけの説明から入り、簡単なスカートの製図、パターン、縫製を教えていくうちに皆さんどんどん上達していくのです
時にはプライベートの相談にも乗りながら、ソーイングを教えて、出来上がった時の学生の笑顔がとてもかわいくて素敵で、なんてやりがいのあるお仕事だろう!私がただ制作に打ち込んで得た技術を教えることがこんなに楽しいなんて!と思うようになりました
最初の不安は払拭し、講師のお仕事に誇りを持つようになり、19歳の時に抱いた夢「いつか洋裁教室の先生のような先生になりたい、“いつか”洋裁教室をしたい」という思いが蘇り「教室を開きたい!」と思ったのがきっかけで2010年に洋裁教室をオープンし専門学校で教鞭をとりながら自身の教室も同時進行で営んできました
その“いつか”は自分でも思ったより早く訪れました
19歳の頃は漠然と「結婚して、子どもが生まれて、落ち着いて、だいたい40過ぎになったころに」と考えていたからです
それが独身のうちに教室をすることになるなんて自分でも不思議でした

私は洋裁に人生を救われたといっても過言ではありません
あまりくじけたことがなさそうだとよく言われるのですが、決してそうではなく元々落ち込みやすく孤独でした
そんな私はただ絵をかいたり読書をしたり、手を動かして何かを作るのが大好きで幼い頃より制作に打ち込むことで自分自身を癒してきました

高校の頃は前ファスナーパンツを作ったり自作パターンでスカートやブラウスを作ったり趣味としてソーイングを楽しみながら、美大受験専門塾でデッサンと色彩に没頭しました
美大で倍率20倍のコースに入学し、その後やはりファッションが学びたいと思い転コースし大学でファッションを勉強し、授業とは別に洋裁教室に通い本格的な洋裁に出会いました

素晴らしい先生は世の中に沢山いらっしゃいますし、緻密な作業の積み重ね、鍛錬づくしの職人の世界には驚くばかりでその技術を見るとあまりの凄みに心が震えます
そんな中私が通った教室の先生はオートクチュール出身でドレスはもちろんコート、小物、スカート、本当に何でも出来る方で、とりわけ技術が高く、先生の先生というような存在です

年を重ねて世間を知っていく上でも尚、先生は私の中で本当に尊敬すべき技術者であり人格者であり少しでも肖りたいお手本のような人。
それほど素晴らしい先生に私の洋裁人生の早い段階で出会うことができ、手ほどきを受けたことはまさにラッキーだったというしかありません

その後進んだプロの現場がとても厳しくて、私自身若かったこともあり「私ってこんなにできなかったんだ…」と痛感し心が折れそうになり泣きながら仕事をしていました
厳しい先生に習ったことも大学で勉強したこともそれは単なる趣味の範疇でしかなかったことを思い知りました

ですが年月を重ねて今ならそりゃそうだと思えます
自分が未熟だったに過ぎない
当時の私の技術はそれなりに見栄えはするもののやっぱりまだまだだなというレベルでしたので私がその時の上司ならやっぱり厳しく指摘していたことでしょう
辛い事もありましたが、それから徐々に成長するには避けて通れない道を少しは乗り越えてこられたかもしれません
洋裁を好きという思いは変わらなかったからこそ今まで続けてこれたのだと思います

先生には足元にも及びませんが今こうして私が洋裁教室をしているのは憧れの先生のようになりたいと強く思い、そして何より洋裁に感謝しているからです
ワクワクする奥深い世界に誘ってくれ、素敵な皆さまとの出会いに導いてくれた

Flor Blancaに来られる皆さま、「作っているときから楽しい、むしろ作っているときが楽しい」と仰っています
そして服やカバンが仕立て上がると「できたー!」という達成感に満ち、その作品を着たりおでかけに持っていったり、使う喜びを噛みしめていらっしゃいます

洋裁って実用的で楽しい☆

奥深く、難しいアイテムがたくさんあるから
ポケットだけでも幾通りのデザイン、仕様があるのでやりだすととまらない(^^)一生向き合える趣味になると思います

フロールブランカに来られる皆様と同じ思いを共有させていただき本当に嬉しくありがたい日々を過ごさせて頂いています
何年やっていても飽きるどころか益々楽しくなっています
なにより私は洋裁を教えることが本当に楽しくて皆様の素敵な笑顔を見るのが嬉しくて仕方がありません
一緒にソーイングを続けられたらこれほどの幸せはないのではないかと思います